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良い病院とは?

良い病院とは、どんな病院だろう?と、この頃良く考える。
以前は、的確な診断・治療をしてくれる病院だと思っていた。


的確な検査・診断をしてくれる。というのは、まず第一条件だと思う。
医師とのコミュニケーションにおいて、患者さんの言葉に耳を傾けてくれる医師との出会いが、とても大切だと思う。
診察室に入っても、コンピューターの画面や検査データーばかり診ているような医師は、一人の人間としての患者として診てもらえないような不安な気持ちになってしまう。
患者さんからの症状や生活状況などの言葉は、検査や治療をするうえでも大切な要素だと思うし、信頼する専門の先生に聞いてもらうだけでも、安心感という薬を処方してもらえる。


医師のみでなく、外来においても入院においても、看護師さんやリハビリの先生、ケースワーカー、各スタッフとの連帯も大切だ。
外来の待ち時間などや、入院においての環境も大切だと思う。
良く本屋さんにおいてある、「名医のいる病院」などは、そんなそれぞれも総合的に採点されているみたいだけれど、その本は、医師が何々大学を出ているとか、そういう部分を最重視されているものも多く感じる。
専門医の医師のいる病院というのも大切だけれど、患者になるには医師との関わりだけではない。
慢性疾患など長期に付き合っていく部分では、周りのスタッフとの関係も大切になってくる。


だけど、そのすべてを満たす理想的な病院を探すのも、現実的ではなかったりする。
どこかでそのいずれかの部分を妥協して、自分の一番信頼出来る病院にかかっている。
あたしの今かかってる病院は、高度医療を扱う専門病院だ。いつも多忙。スタッフは忙しい。
もちろん、外来の待ち時間も長いし、入院のベッドも常に満床状態だ。
救急指定病院だから、軽症な患者はいない(むろん急性期疾患が多いから、すぐに元気になる事も多い)。生死をさまよう患者ばかりで、各病棟にICUがあるし、病棟スタッフはいつも走り回っている。


またそこでは、大学病院などでは、「入院してるでしょ?」という患者さんも、ふつうに外来受診または往診している。
点滴しながらタクシーに乗ってたり、もちろん腹膜透析やIVHなど在宅でしている患者さんもおられるし、同じように抗がん剤の点滴も外来で出来る。
あたしには、治療がない。診断がついても、確かな治療は出来ない。
確実な治療法は未だないから。
悪くなれば、「治療してほしい。」といい、入院を勧められれば、「入院はいや。」とわがままをいい。
そしていやいや入院すれば、「入院すれば治してもらえる。」と思っていた。
病院は病気だけを見つけて、治してくれるところだと思っていたけれど、病気と付き合うのは、誰でもなく、患者本人のあたしだということ。
それは厳しい現実かもしれないけれど、よい病院を探し求めていた頃のあたしは、甘えてたな・・・とも思う。


どんな辛い抗がん剤の治療にも、入院したくないと。言った人がいた。
死ぬのが怖くて、痛くて不安なのに、医師も看護師もい医療スタッフのいない、在宅で死を迎えた人もいた。毎日、治療のため、1日の大半を外来の処置室で過ごす人もいる。
何も知らない人は、「入院すればいいのに・・・」と思うかも知れないし、家での医療者のいない設備も整わない、状況・環境では困難な事でもあると思う。
体は辛そうなのに、いつも笑っていて、一人の人間として、患者として、病院との付き合いを誠心誠意している方だな・・・と、思う。


病院との付き合いは、病気にもよるし、個人それぞれの考えだ。
それはそれぞれのもので自由のものだと思う。


けれど、今のあたしは仕方なく、在宅で暮らしているのではない。
満足して暮らしているのでもない。
今日を幸せに暮らそうと、毎朝思っている。


これからのあたしは、病院に全てをお任せする付き合い方ではなく、自分の意思を持って、自分の生活・人生の一部として、そんな付き合い方が出来ればと思っている。

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【2006/12/25 12:28 】 | 想うこと | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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