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失うということ。
失うこと。(4月)

ある病気で片足を切断した女の子がいた。

その子とは10年来の友達だった。
片足を失ったその子は、
「もう一度、ミニスカートを履いて、颯爽と街を歩きたい。」
という夢を持っていた。従来の義足では、銀色の義足が剥き出しになり、とてもミニスカートは履けない・・・。
それで、切断していない足に近い、肌色の義足をつくることになった。しかし、出来上がった義足を見て、彼女が注文した事は、「膝小僧がほしい。」だった。その思いに答え、完成した義足は、以前会ったときに見せてもらったが、義足とは思えない出来栄えだった。

何かを失うということは、それまでの本来の自分を失うことでもある。

私は冷えるといけないからと、スカートは履かせてもらえなかった。腎臓やお腹を冷やすと、発作を起こすから。それでも、ミニスカートを履いてみたい。と思ったこともある。夏にちょっとだけ許してもらって、母に買ってもらったら、父にものすごく叱られた。
母は、叱られている私を後目に、ニタニタ笑っていた・・・。
後でなんで助けてくれなかったの?と問い詰めると、「お父さんはあんたが可愛くてしょうがないんや。それに、そのスカート、めっちゃ短いから、それでお父さん怒ったんもあるんやで。」と。
確かに、私が選んだものは、ギリギリのミニで、買う時も、母と、お父さんが怒らないかとひやひやしながら、買ったものだった。
父にとってはいつまでも可愛い娘なのだろうか。
一回だけ着て、祖母んちに見せに行った限りで、そのスカートは履かなくなった。もう一度、履いてみたいと思う。けど、もう年齢的に限界か・・・汗。

また車椅子ユーザーの友達にも、何人かそういった悩みを抱えている人もいる。
車いすに座って、皺にならず、履きやすく、トイレなどにも対応しやすい。というリクエストに答えてくれる洋服って、一般の売っているものでは、なかなか見つかりにくい。
スカートは座る状態では、何cmか上にあがる。ずっと車椅子に座っているような人は、その辺も考慮して、スカートの丈を合わせないといけない。それに、私が今欲しいのは、ジーンズ。
元々、ズボン派で、ジーンズが好きだった私は、病院で緊急入院になる時でも、苦しいからパジャマに着替えなさいと先生から言われても、着替えなかった。
なかなか、車椅子で履きやすくて、脱ぎ着もしやすい、というニーズに答えてくれるものは、ない。介護してもらうにも一番人気のないものは、ジーンズ。
これは生地の都合上、とても履かせにくく、脱がせにくいものらしい。
デザインもお気に入りで、脱ぎ着もしやすくて、履き心地のよいものに出会うと、「いつもその服を着ている・・・」という定番のものになってしまう。。
もっとレパートリーを増やしたいと思うのだけど。。

それに、私はむちゃくちゃ小さいので、いまだに子ども服。サイズは早くも弟に抜かされました。
弟のズボン、履けます。ジーンズとなると、ウエストもめちゃ細いので、だぶだぶ・・・。丈も調整してもらわなければなりません。
でも今の私は、パジャマか介護しやすいジャージなので、そんな話は、もっともっと遠いものですが・・・。

障害を受け入れる事は、あきらめる事ではなく、私はすべてを受け入れてはいない。
人間ってそんなシンプルには出来ていないもの。

最近歳を取ることも、失うことかな?と、感じ始めた。そういう年齢なのかな?まだ早い?若い頃は、平気で出来ていたことや、言ってたことが、恥ずかしくなったり。「もう年だし。」の一言であきらめたり。でも、まだまだ、あきらめるのは早いと思う・・・。

だけど・・・どうしようもない。しかたない。
という想いも・・・あるのだ。
これは、あきらめ・・・になるのだろうか・・・。


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【2007/06/23 15:24 】 | 想うこと | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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