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ありがとう。
在宅の日常で。

4月は新人スタッフの時期。
自身もそうだったのだけど、新しい世界に飛び込もうとして来られた方は、ほんとに輝かしい。

夢や希望に輝き、「患者さんを助けたい。」と生き生きと語る。現実は理想からは程遠く、厳しい。

また淡々とした日々の業務の積み重ね。
3年後、同じ職場で働かれている方は、その中の何割だろう。
その変化というものを、現実にしてきた患者の立場としては、輝かしい言葉で励まされない・・・んだなぁ。

新人さんには夢や希望を持って、まっすぐ走ってほしいのだけどね。
それを願っているのも、また患者である私の思いなのだけど。
現実に、末永く、その仕事に携わる方は、淡々と黙々と進んできたって・・・感じが伝わる。

あたしは命の限り、たぶんずっと患者であるのだから、医療をサポートして下さる人との関わり方というものを、考えてみる毎日なのだけど。
人から逃げれても、自分からは逃げられないのが、厳しい問題。

結局は、悩みって、人との中ではなくて、自分の中で悩まされる問題が多いのかも・・・と思う日々。
我が家に来られる若い先生も。病棟で受け持ってくれたレジデントの先生も。学生さんも。
まだまだ、これからなのに。
希望と情熱を燃やして、患者と向き合おうとしている彼らに、現実を見せてしまうことが、本当にいいことなのか?と在宅での生活で、思ってしまう。

現実を見せる事も大切。理想の世界だけでは、人は生きては行けない。だけど、それは、これからの人生の中で、長いスパンで見ていくこと。
それを、学生のころから、インターンのころから、見せてしまう事が、果たして彼らのために、そして患者のためにもなるのだろうか。と言うこと。
でも、まだまだ若い彼らには、もっともっと、頑張って欲しい。若い意欲と、情熱を、燃やしてください。燃やしすぎて、消熱しちゃわないで下さいね・・・。

もし、こんな病気になってなかったら、生かされている事に気づかなかったかも知れない。
そんな事も、ふと最近、思います。
重度の障害を持って、一人では生きて行けないからだになった事は、自分自身に何かを感じさせるメッセージなのかもしれないし、そんなものあってもなくても、答えは見つからなくても、周りで支えて下さる家族や友達、先生や看護師さん、たくさんの方々に、毎日、暖かなものや、「ありがとう」の気持ちを、頂いている事。その事に、今、とってもうれしく思うのです。病気で生まれ、車椅子となり寝たきりとなるまでも、たくさんの辛い事・しんどい事がありました。
見えない障害に、なかなか理解されず、自分の中でたくさん抱え込んで仕舞込んでいたものも、ありました。

それこそ、「一人で、がんばってる。」「自分の力で乗り越える。」しか、なかった・・・辛かった・・・時期でした。
今から思えば、なかなか甘える事が出来ず、負けず嫌いな自分に、逃げる事も、立ちどまる事も出来なかった。
体を限界まで酷使して、頂いたプレゼントが、病気の進行・再発という大きなプレゼントでした。
それはないだろ!とか思いながら、今日まで歩いてきた道。再発を繰り返し、病気は進行し、社会へ出る自立は、はるか遠い場所へ・・・。

今は自分の体を生きるために管理するというのが、毎日の私のお仕事で、就労にもつけず、社会的に生産的な役割も出来てません。

だけど、いつか思うのです。
ほんとうにいつか・・・また、社会に出たいと。
そして今度こそは、無茶をせず、できることを、したいと・・・。
それが、難病という爆弾を抱えながら、私が生きながら、社会に少しだけ、貢献するということだと・・・。
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【2007/06/23 16:25 】 | 日々の日常 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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