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ボランティア日記?
中一の時。病魔は進行し、私から出来る事を次々と奪って行きました。
その頃、ちょうど自分を見失い、私は自暴自棄となった。
自分を、見失いました。何もかもが嫌になった。夢に向かい突っ走ろうとしていた矢先の出来事だった。
私は、進行し出来なくなって、後悔するより、出来る今に、出来る事を、したい事をしようと思い、ボランティアの道へ進む事になりました。
ある外来で、免疫・呼吸器主治医にボランティアをしたい。と申し出ました。


私「ボランティアしたいの。」
Dr.『えっ?!』
私「だから、ボランティアしたいの。」
Dr.『何の?』
私「介護施設とか色々。」
Dr.『冗談やろ?』


難病の私が、日常生活を送る事で精一杯だった私が、まさかこんな事を言い出すとは誰も、思っていなかったのでしょう。その場にいた主治医はじめ、担当医も看護師もとても驚きました。


私「ね?いいでしょ。」
Dr.『本気なの?』
私「うん。」
Dr.『自分が何を言っているか、何をしようとしているか、分かってる?』
私「馬鹿じゃないんだから、それくらい分かってる。」


主治医は、フーとため息をつきながら、こう続けました。


Dr.『Ressarちゃんはとても外に出る事は出来ない。医師として断固反対する。』
私「分かってる。でも、進行してこのまま出来なくなる事を黙って見てろって言うの?進行して動けなくなった時、このままだと私は絶対、後悔する。だから、危険だとは分かっているけど、やってみたい。学校も行けなくて、このまま社会に出て行く事も不可能なら、せめてボランティアとして世に今までの恩を返したい。例え、それで自らの寿命を縮めたとしても、それは私が望んだ事だから。」


断固として首を縦には振ってくれなかった主治医。
でも、彼は私の意思を尊重してくれました。


Dr.『分かった。君を長年診てきているから、君が自分で決めた事はなかなか曲げない事も知っている。でも、医師としては許可は出来ない。僕は君のいのちを守る責任があるんだ。』


先生の気持ちは分かってた。許可できない事も。
だけど、私の中ではもう、誰になんと言われようともする。と決めていました。
その日は、これでおしまい。


次の日から資料集めに入りました。
図書館でボランティアに関する本を集め、インターネットで資料を集め、読み漁りました。そして、ボランティアセンターというものがある事を知ったのです。
翌日、さっそく母が出かけている時に、ボランティアセンターに電話をして見ました。


私「あの、お忙しい所申し訳ありません。ボランティアをしたいんですけど。」
担当者『はい。お名前と年齢。どのようなボランティアをご希望ですか?』
私「Ressar 13歳です。介護とか病気の子どもに関するボランティアをしたいのですが。」
担当者『13歳!!中学1年生ですか?』
私「はい。」
担当者『それは、それは・・・。偉いですねぇ!』
私「・・・」
担当者『分かりました。詳細は面接時にお伺いします。センターに来て頂く必要がありますが、いつごろなら来れますか?』


そういうやり取りをして、日取りを決め、後日ボランティアセンターに行く事になりました。
その夜。両親に本格的にボランティアをしたい旨を伝えました。


私「話したい事があるの。」


弟が寝付いた深夜。
両親にこう、言いました。


私「ボランティアする。」
父『はっ?!』
私「聞こえなかった?ボランティアするの」
父『お前何言ってんの?』
私「だから、もう電話したの。ここに。で、面接の日取りも決めたの。」


私から手渡されたボランティアセンターについての資料を、両親はまじまじと見つめていました。長い長い沈黙が流れました。
何分、何十分経っただろうか。何時間にも思える、長い長い沈黙でした。
そして、母が口を開いた。


母『分かった。あんたの好きなようにしなさい。』
私「ありがとう、おかあさん。」
父『お前何言ってんねん!こいつ何しようと言うんか分かってんのか!』
母『Ressarがしたいと思った事をすればいい。あたしは応援するよ。』


父は、それ以上何も言いませんでした。


母『でも、ボランティアセンターの面接はおかあさんも一緒にいくよ』
私「うん。」


その夜は、両親への葛藤と母の優しさと、父の想いが伝わり、ぎくしゃくした思いで眠りに付きました。


後日センターでの面接日。
母の自転車の後ろに乗り、向かったあの日。
緊張と戸惑いと、両親への思いで、眠れなかった前夜。


そんな複雑な思いを抱え、センターの扉をくぐった。
それが、全てのはじまりでした。



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【2006/11/06 15:45 】 | ボランティア | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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